5月6日(月)
試飲ワインは赤ワイン3アイテムでした。
1本目、
アンティコ・コッレ トスカーナ・ロッソ 2011
麦ちゃん評価 3.65~3.7点
残念ながらこのヴィンテジは不採用です。
2本目、
アンティコ・コッレ キャンティ・コッリ・セネージ 2010
麦ちゃん評価 3.7点
同じく不採用です。
いずれも果実の膨らみが足りないように感じます。
3本目、
コヤム 2009 エミリアーナ
麦ちゃん評価 4.2点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
傑作でもかなりの高得点♪
2,665円税込
これは良い!
テイスティングコメント
カシス、ブラックベリーなどを思わせる果実香、ミルキーな要素、ヴァニラ香、
ミルクチョコレート、カラメル香、ナッツ、木質香、胡椒・ナツメグなど
スパイス香、埃っぽい要素、大地のイメージなど複雑に豊かに香ります。
口の中に凝縮した濃い果実味が広がります。比較的豊かな酸があり、骨格の
しっかりしたメリハリある味わいで骨太のワインです。タンニンは強く、やや
収縮感はあるものの、あくまでもシルキーで荒々しいイメージはありません。
果実の旨味と共に、ナッティーな風味やカカオの風味が現われる印象です。
余韻は長く、後味に凝縮した果実のたっぷりな旨味と僅かに収縮するタンニン、
苦味の要素などが残ります。凝縮した濃い果実味と比較的豊かな酸が特徴的な
骨太で飲み応えあり力強いワインですが、意外にバランス良くまとまった印象
で、今飲んでも充分楽しめます。今後の熟成も大いに期待出来る1本です。