6月19日(水)
試飲ワインは赤白各1アイテムでした。
1本目、白ワイン
Jロアー アロヨ・ヴィスタ シャルドネ 2011
ヴィンテージ変更による試飲です。
麦ちゃん評価 4.15点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
傑作です!
やはりこのワインは良い♪
テイスティングコメント
煮リンゴ、アンズ、カリン、パインなどを思わせる果実香、蜂蜜香、
カラメル香、ヴァニラ香、ナッツ、オイリーな風味、潮を感じるミネラル
などが豊かに香ります。口の中に熟した印象の果実味と蜂蜜を思わせる
旨味が広がる印象です。適度な酸を備え、メリハリがあり膨らみのある
豊かな味わいです。長い余韻を感じ、果実の旨味と共に、アミノ酸を感じ
る旨味、樽熟成から由来するナッティーな風味、カラメルを思わせる旨味、
苦味の要素などが現われます。程よい樽の風味と共に、旨味たっぷりな
果実味が素直に広がるふくよがで豊かなカリフォルニアらしいシャルドネ
です。
2本目、赤ワイン
スターク・コンデ カベルネ・ソーヴィニョン 2010
これもヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 4.0~4.1点
テイスティングコメント
カシス、ブラックチェリーのジャムなどを思わせる果実香、ミルキーな要素、
杉、植物の茎などを思わせる青味の要素、ヴァニラ、ナッツ、木質香、胡椒・
ナツメグなどスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどを感じます。口の中に
濃縮した果実味が広がります。比較的豊かな酸があり骨格のしっかりした
メリハリある味わいです。タンニンは強めで収縮感はあるものの荒々しい
イメージはありません。力強く、骨太で、旨味の要素は徐々に膨らむ印象です。
余韻は長く、果実の旨味と共にナッティーな風味、カラメルを思わせる旨味、
僅かに苦味の要素などが現われます。濃縮感ある果実味が広がる力強く、
骨太で飲み応えある味わいですが、様々な旨味の要素は徐々に膨らむイメージ
のクラシカルなスタイルの1本です。