8月1日(木)
試飲ワインは赤白各1アイテムでした。
いずれもヴィンテージの変更による試飲です。
1本目、白ワイン
ジャンバルモン ソーヴィニョン・ブラン 2012
麦ちゃん評価 3.75+~3.8点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
1,000以下のワインとしては申し分ない評価です。
テイスティングコメント
レモン、グレープフルーツなどを思わせる柑橘系の果実の香りが主体です。
水飴、青草、ハーブ、貝殻を感じるミネラルなどが加わります。口の中に
やや塩味を帯びた比較的豊かな酸と共に、香りから想像するような柑橘系
の果実味が広がります。爽やかでクリーンなイメージで、アルコールは
優しくすっきり軽快です。余韻はやや短めで、果実の旨味と共にミネラル
から由来する僅かな収縮感が現われます。軽快で爽やか、ミネラル感に富み、
柑橘系の果実味が素直に広がるヴィンテージです。
2本目、赤ワイン
ジャンバルモン カベルネ・ソーヴィニョン 2012
麦ちゃん評価 3.75~3.8点
これも引き続いて採用です。
テイスティングコメント
ブルーベリーやプラムのジャムを思わせる果実香、キャンディー、白胡椒・
シナモンなどのスパイス香などを感じます。口の中に適度に濃縮した
フレッシュでジャミーな果実味が広がります。酸は比較的穏やかに感じますが
芯にはしっかりしたものがありぼやけたイメージはありません。タンニンは
強く収縮感がありますが荒々しいイメージではありません。ミディアムボディーで余韻は中庸、フレッシュな果実の旨味が素直に膨らむ印象です。程よく濃縮したフレッシュな果実の旨味が素直に広がるミディアムボディーですが、収縮する
タンニンを強めに感じるヴィンテージです。