8月14日(水)
試飲ワインはスパークリング1本、赤1本でした。
1本目、スパークリングワイン
バルディビエソ ブリュット・ロゼ
麦ちゃん評価 3.75~3.8点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
1,000円程のワインとしては高評価です。
テイスティングコメント
チェリー、アンズなどを思わせる果実香、すみれの花、僅かに水飴、
石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中に甘酸っぱい果実味が
広がります。比較的豊かな酸があり、爽やかな印象も受けます。口当たり
スムーズで優しいチャーミングな果実の旨味が素直に広がる印象で、余韻
は中庸です。爽やかで、甘酸っぱく優しい果実の旨味が広がるチャーミング
なロゼ・スパークリングワインです。
2本目、赤ワイン
バローロ 2008 セッラデナリ
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 4.0点
テイスティングコメント
アメリカンチェリー、フランボワーズのジャムなどを思わせる果実香、
ミルキーな要素、カラメル香、ドライフラワー、木質香、ヴァニラ香、
ナツメグなどスパイス香、腐葉土のイメージなど複雑に豊かに香ります。
口の中に熟した印象の複雑味を伴った果実の旨味が広がります。口当たり
はスムーズで膨らみのあるボディーを備え、酸は比較的穏やかに感じますが
芯にはしっかりしたものがありぼやけた印象はありません。タンニンは
柔らかくシルキーですが、やや収縮するものが残る印象です。余韻は長く、
果実の旨味と共にカラメルの風味、ドライフラワー、ミルキーな要素など
が現われます。豊潤な香りに包まれ、熟した印象の果実味と共に複雑味が
広がる印象の口当たりスムーズなヴィンテージです。