2月14日(金)試飲ワイン
ドメーヌ ゴベルスブルグ グリュナーフェルトリナー 2012
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.85~3.9点
(3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン)
オーストリアのグリュナーとしてはお買い得と言えます。
テイスティングコメント
アンズ、黄桃などを思わせる果実香、白い花、蜂蜜、水飴、僅かに
石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中に、ピーチを思わせる
優しい果実味が広がります。比較的豊かではっきりした酸があり、爽やかで
クリーンな印象ですが、骨格のしっかりした味わいです。余韻は中庸で、
果実の旨味と共にミネラルから由来する苦味の要素が現われます。ピーチを
思わせる優しい果実の旨味と比較的強めではっきりした酸が特徴的な爽やかで
クリーン、しかも膨らみがあり骨格のしっかりした良質なオーストリアの
辛口白ワインです。
ミヤルスト ピノ・ノワール 2011
これも、ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 4.1点
傑作の評価です。
テイスティングコメント
アメリカンチェリー、乾燥プラムなどを思わせる果実香、燻し香、カカオの風味、カラメル香、発酵食品香、鉱物を感じるミネラルなどを感じます。口の中に複雑味を伴った優しいチャーミングな果実味が広がります。膨らみのあるふくよかな味わいで旨味の要素は素直に広がる印象です。綺麗で程よい酸を備え、透き通るイメージでメリハリがあり、タンニンは柔らかく尖ったところはなくシルキーです。余韻はやや長く、果実の旨味と共に、ナッティーな風味、発酵食品を思わせる風味などが現われます。
芳醇で豊かな香りに包まれ、複雑味を伴ったチャーミングで優しい果実味が素直に広がる印象の透明感があり心地良くしかも膨らみのあるヴィンテージです。