12月20日 試飲ワイン
ラ・アタラヤ 2012 ボデガス・アタラヤ
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 4.1点
このヴィンテージも傑作の評価です。
テイスティングコメント
ブルーベリーのジャム、アメリカンチェリーのジャム、乾燥プラムなどを思わせる果実香、
燻し香、木質香、カラメル香、シナモン・胡椒などスパイスなど豊かに香ります。口の中
に凝縮した濃い果実の旨味が広がります。やや残糖を感じる程、旨味豊かな果実味で、
アルコールを強く感じ、膨らみがあり、ボリューム感ある味わいです。酸は比較的穏やか
に感じますが適度なものを備え、ぼやけた印象はありません。強いタンニンを感じ、骨太で
力強く飲み応え十分ですが、未だ荒々しい印象です。余韻は長く、凝縮した旨味の要素が
濃い果実の旨味が口中にいつまでも残ると共に、タンニンと樽熟成から由来する苦味の
要素が現れます。やや残糖を感じる程旨味の要素が濃い爆発的に濃縮した果実味が特徴的な
骨太でボリュームがあり、未だ荒々しい印象の力強いヴィンテージです。