1月9日（金） 試飲ワイン
ディアバーグ シャルドネ 2011
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 4.2点
テイスティングコメント
熟したリンゴ、アンズ、ネクタリンなどを思わせる果実香、蜂蜜香、カラメル香、、
燻し香、木質香、発酵食品香、海を感じるヨード香、など複雑に豊かに香ます。
口の中によく熟した印象の旨みの要素が濃い果実味が広がります。アルコールを
強めに感じ、トロリとした舌触りがあり、ふくよかでボリューム感ある味わいです。
比較的豊かな酸を感じ、メリハリがあり、しっかりした骨格を備えています。樽熟成
から由来する風味を強く感じますが、旨味の要素が濃いので上手く融合した印象です。
しかし、やや樽の風味が勝った印象は否めません。余韻は長く、旨味の要素が濃い
果実味が口中にいつまでも残ると共に、樽熟成から由来する苦味の要素が強く現れ
ます。芳醇で複雑、豊かな香りに包まれ、よく熟した旨みの要素が濃い果実味が
豊かに広がると共に、樽熟成から由来する風味を強く感じる1本です。今後の熟成に
より、さらによくなる可能性を秘めたヴィンテージと言えます。
