3月29日（日） 試飲ワイン
シャトー デ ゼザール ルージュ 2012
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.8～3.85
テイスティングコメント
カシス、アメリカンチェリーのジャムなどを思わせる果実香、黒糖、
カラメル香、燻し香、胡椒などスパイス香、鉱物を感じるミネラルなど豊かに
香ります。口の中に凝縮感ある濃い果実味が広がります。アルコールをやや強めに
感じ、膨らみがあり、程よい酸を備え、骨格のしっかりした味わいです。
タンニンは強く、収縮感があり、未だ荒々しい印象を感じます。骨太で力強く、
飲み応えあるヴィンテージと言えます。余韻は長く、果実の旨味と共に、
タンニンとミネラルから由来する強い収斂性と苦味の要素が残ります。凝縮した
濃い果実味が広がり、骨太で力強いヴィンテージですが、未だ荒々しい収縮感の
あるタンニンを強く感じます。今後1年～2年程の熟成で落ち着きを見せることに
期待したい1本です。
