11月4日(火) 試飲ワイン
コペルティーノ ロッソ 2011 ロッカ・ディ・モリ
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.9点
テイスティングコメント
乾燥プラム、ブルーベリーのジャムなどを思わせる果実香、黒糖、カラメル香、
燻し香、鉱物を感じるミネラル、胡椒・ナツメグなどスパイス香などを感じます。
口の中に凝縮した濃い果実味が広がります。アルコールを強めに感じ、膨らみが
あり、程よい酸を備え、骨格のしっかりした味わいです。タンニンは強く、収縮
するものを感じ、未だ荒々しい印象ですが、尖ったところはありません。やや
ひねたイメージの風味と僅かに残糖を感じるような旨味豊かな果実味が特徴的です。
余韻は長く、果実の旨味と共に、やや残糖を意識させる旨味、収縮するタンニンと
苦味の要素が現れます。凝縮した僅かに残党を意識させる濃い果実の旨味と未だ
荒々しく力強いタンニンが特徴的な非常に飲み応えあるヴィンテージです。今後の
熟成が大いに期待出来る1本と言えます。