5月10日（火） 試飲ワイン
ショレイレ・ボーヌ 2008 シルヴァン・ロワシェ
ブルゴーニュの新進気鋭の生産者シルヴァン・ロワシェの1本です。
麦ちゃん評価 4.2～4.25点
テイスティングコメント
黄桃、熟したリンゴ、アンズなどを思わせる果実香、蜂蜜香、ヴァニラ香、
ナッティーな風味、カラメル香、木質香、僅かに石灰質を感じるミネラル、
海を感じるヨード香などが複雜に豊かに香ります。口の中に、よく熟した
印象の旨味の要素が濃い果実味が広がります。樽の風味は程よく、
アルコールをやや強めに感じボリュームがあり、アミノ酸を意識する旨味の
要素が次第に膨らみ、ふくよかな味わいです。比較的豊かで僅かに塩味を
帯びた酸を感じ、ミネラルに富み、骨格のしっかりした味わいです。余韻は
長く、様々な旨味の要素が口中に長く残る印象です。程よい樽の風味を備えた
よく熟したたっぷりな果実味が広がる共に、しっかりとした骨格を備え、
余韻は長く、様々な旨味の要素が徐々に膨らむ、じっくり味わいたい1本です。
