11月20日(金) 試飲ワイン
プエルタ・デ・アルカラ 2011
ヴィンテージの変更による試飲です。
麦ちゃん評価 4.0~4.1点
テイスティングコメント
プラムやアメリカンチェリーのジャムなどを思わせる果実の香りが主体です。
すみれの花、カラメル香、燻し香、ナッティーな風味、僅かに胡椒などの
スパイス香、大地のイメージなどが加わります。口当たりスムーズで、程よい
濃縮感のあるジャミーで優しくフレッシュな果実味が広がります。程よい酸を
感じ、甘酸っぱい果実の旨味が素直に膨らみますが、適度なボディーを備え、
メリハリある味わいです。タンニンはやや収縮感はあるものの柔らかくシルキー
で心地良い印象です。余韻はやや長く、甘酸っぱい果実の旨味が口中に長く
残る印象です。フレッシュでジャミー、程よい濃縮感のある甘酸っぱい印象
の果実の旨味が特徴的。ミディアムボディーですが、しっかりとした骨格も感じ、
膨らみがある味わいで、旨味の要素は素直に広がる心地良いヴィンテージと
言えます。