3月18日(金) 試飲ワイン
グレネリー レディー・メイ 2011
シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ ラランドの
元オーナーのメイ・エレーヌ・ドゥ・ランクザン夫人が南アフリカで
立ち上げたワイナリーのフラッグシップワインです。
南アフリカワイン品揃え日本一を目指す当方としては
置いておかなくてはいけない1本です。
麦ちゃん評価 4.15点
販売予定価格 4,650円税込
テイスティングコメント
カシス、ブルーベリーのジャムなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、
カラメル香、ナッティーな風味、カカオ・チョコレート、木質香、大地
のイメージ、胡椒などのスパイス香などが複雜に豊かに香ります。
口の中に凝縮した非常に濃い果実味が広がります。アルコールを強く感じ、
ボリュームがあり、比較的豊かな酸を備え、メリハリがあり、骨格の
しっかりした味わいです。タンニンは強く、未だ収縮感があり、荒々しい
印象ですが、尖ったところはありません。余韻は長く、骨太でパワフルで
飲み応えがあり、後味に強めに苦味の要素が残ります。豊潤で複雑な香り
に包まれ、長い余韻を備え、骨太でボリュームがあり、未だ荒々しい
イメージを感じる力強い1本です。開栓後、翌日の方が落ち着きを見せて、
旨味の要素はスムーズに溶け込む印象となりました。今後の熟成が大いに
期待出来ると言えるでしょう。